福岡大学法学部海外研修
福岡大学法学部長 屋宮 憲夫 教授のご挨拶
2006年度より、法学部2年生「演習I(アジア太平洋法政事情)」における「アジア太平洋海外研修プログラム」が開始されました。法学部では従来から、 ワシントン大学(・シアトル)を中心に半月以上の日程で、経営法学科1年生を対象とする研修プログラムを実施してきました。この海外研修は、本学部のS・ ウェストン教授が同行する比較的長期の研修であり、同教授の熱心な事前指導と関係者との緊密な協力による多様な研修内容の実施により勉学成果は極めて充実 したものとなり、その後の参加学生の勉学成果の著しい向上を実現してきました。
そこで、本海外研修プログラムは、従来の海外研修の成果に鑑み、さらに視野を環太平洋に拡大し、2年次においてより内容が高度で専門性高い海外研修を実施 し、さらに高いレベルへの学生の成長を促すことを模索しました。今回も、ウェストン教授がその準備に多くの協力者と共に尽力され、ニュージーランド・ワイ カト大学及びオーストラリア・グリフィス大学での海外研修が実現しました。
二ュージーランドにおいては、同国の司法制度や環太平洋貿易等のテーマでの英語による講義を受講するとともに、地方裁判所、高等裁判所、法律事務所、警察 機関等へ訪問し、裁判官・弁護士等の担当者の講和・説明を受け、質疑応答を経験しました。また、ニュージーランドの美しい自然環境や歴史・文化に触れたこ とも、学生達の経験・視野の拡大に役立つものと期待されます。これらの活動円滑且つ効果的に実現した基盤として、英語力向上・環境適応に尽力していただい たワイカト大学ランゲージインスティテュートに感謝したいと思います。
オーストラリアにおいても、ニュージーランド同様、同国の司法制度や多分か主義等について英語による講義受講するとともに、地方裁判所、州最高裁判所、市 議会、法律事務所等を訪問し、活動内容の見学、質疑応答を行いました。特に、学生の研究テーマに沿って企業訪問を行い、最終的にはグループごとにプレゼン テーションを行って締めくくりました。これらの研修や語学体験において、グリフィス大学CALLランゲージインスティテュート・スタッフのきめ細かい学生 指導・支援が、その大きな成果の礎となりました。
また、今回の研修では、両国でホームステイによる海外研修を受けることができ、現地の生活・文化に接する機会を得ました。この経験は、語学力の向上に役立 つと共に、参加学生達の今後の海外での活動への精神的基盤としてとても貴重なものとなったと思います。両国におけるホームステイの準備とホームステイ中の 調整等困難な仕事を意欲的にいったウェストン教授と関係者の皆さん。ホストファミリーの方々に感謝する次第です。
本海外研修プログラムの第1回は、その遂行におけるウェストン教授の献身的努力や創意工夫の下に充実した成果を生みました。2007年以降の本プログラムへのより多くの学生の参加と一層の成果の達成を心より期待しています。

社長のGinaです。

